こんにちは、さこっしーです。
下記の記事に続いて『苦しみ』や『自我の習性』について解説していきたいと思います。
『カルマ』とは『過去の記憶』であり、人生経験の中で『摩擦』や『抵抗』を生み出します。
人生で一度経験したことの記憶は、表面上では忘れたように見えても、心の奥底にある深層意識には残っていて『見えない思い込み』が、ものごとや現実をあるがままに認識することに対して『摩擦』や『抵抗』となってしまうのです。
先入観、固定観念、偏見、こだわり、執着、わけのわからない嫌悪感、トラウマなど。
いろんなカタチの『摩擦』『抵抗』です。
プラスに働くようなものもありますが、多くはマイナス方向に作用します。
行動するときに、思い切りがつかない、なかなか決断できない、といったことの原因にもなります。
精神的・肉体的ストレスを生み出すのも『カルマ』です。
『瞑想』が苦手という人も『カルマの解放』はできる
『クォンタム・エンライトメント』という書簡では『悟り』のための必須条件として『瞑想』による『空』の体感『カルマをすべて解放すること』ということが述べられています。
カルマをすべて落とすと『摩擦』『抵抗』がなくなり、深い睡眠、夢を見る睡眠、覚醒という、日常的に経験する、すべての意識状態に変化が起こります。
実は『カルマの解放』というものは、睡眠中に『夢』を見ることで、日常的に行われています。
潜在意識に貯えられた『過去の記憶』が、睡眠中の意識内に再生されるのが『夢』です。
人間に本来備わった機能として、私たちは睡眠中に『夢』を見ることで、ストレスを解放しているのです。
これは、実験によっても証明されていて、睡眠時間が十分でも『夢』を見ない状態に置かれた人は、膨大なストレスが蓄積して、情緒が不安定になってしまうという結果が出ています。
同様に『瞑想』に慣れていない人が、瞑想中に感じる『流れる思考や不快感』などの『摩擦』『抵抗』というものも『カルマの解放』が進んでいる証拠です。
なので『瞑想』が苦手という人も、構わず『これは自分の中の浄化が進んでる証拠だ』と、前向きにとらえて取り組めばいいということです。
また、何か怖い夢、不吉な夢を見てしまったとしても、何の暗示なのか?と思い悩む必要もなく『カルマがしっかり解放されてスッキリした』という受け止め方でいいわけです。
こうして考えてみると、人間が人生の中で経験する『悩み』『苦しみ』というものは、すべて、『カルマの解放』のために起こる『摩擦』『抵抗』で、『意識の進化』『魂の成長』というものに、欠かすことのできない必要なプロセスだということです。
人生における究極のゴールは『悟り』
動物の中で、悩んだり苦しんだりするくらいに『意識レベル』が高いのは人間だけです。
『意識の進化』の最先端である『悟り』というものに到達するために、必ず起こるべくして起こること、文字通り『必然』の試練だということです。
『クォンタム・エンライトメント』という書簡では、人生の目的は『悟り』だとハッキリ語られています。
人間という生命に与えられた『魂の成長』という課題の究極のゴールが『悟り』なのです。
世間の認識とは、格差がありますね。
いまの世の中、本気で悟りたいと考える人『悟ること』が人生の目標だという人が一体どれだけいるのでしょう。
ですが、正しい思考を重ねれば、たどり着く答えは『悟り』なのです。
自分が経験している悩みや苦しみは、たとえ、他人のせいで自分の身に起こっているように見えても、自分の人生が自分のもとに運んできた『カルマ』というストレスを解放するため、そして『学び』を得るための貴重な経験なのです。
経験する『苦しみ』は『カルマの解放』のために起こる
同じ経験をしても、苦しむ人とまったく苦に感じない人がいます。
これはまさしく『苦しみ』は、経験する『現実』によってもたらされるのではなく、その人が過去に貯えた記憶、つまり『カルマ』が原因で起こることの証拠です。
あなたが経験することは、あなたが自分の『カルマ』を開放するために、自ら選んであなたのもとに引き寄せているのです。
たとえ、誰かがあなたのことをだましたり、利用したり、何かを奪ったりするように見えようと『人生の質を高める』ため、そして『意識の進化』のための『価値ある学び』という観点に立てば、あなたは愛され、得がたい経験というギフトを受け取っているということです。
どんなに不器用に見えても、悩み苦しみながらも、全力で、そして本気で生きるということが、『魂の成長』にとって、一番の栄養になるということです。
人生で経験する『苦しみ』とは『カルマの解放』のために起こる『摩擦』『抵抗』なのです。
『摩擦』が起こらないと磨かれないし『抵抗』とは、成長痛のようなものです。
恐れる必要はありません。
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