こんにちは、さこっしーです。
日々の生活の中でのすべての『経験』は、膨大な情報量として潜在意識にインプットされます。
具体的なことは、下記の記事をごらんください。
『行動』というのはアウトプットに見えますが、行動すれば『経験』を受け取るため、同時にインプットでもあります。
参考記事にも書いたとおり『視点』が情報の価値を決めるので『明確な意図』をもって『行動』することが、情報の質を上げます。
これは、受け取る情報そのものが変わるのではなく、自我のフィルターのかかり方が変わるということです。
ここで、一つの『気づき』が得られます。
人は、経験によって得られるもの、たとえば、本を読んだり人との交流、新しいことを体験することによって学びを得ると思い込んでいますが、実は『学び』というものは内側から起こります。
『経験』は視点やフォーカスを変えるきっかけに過ぎず、あなたの中にもともと存在する『潜在意識の図書館』内の情報に対して、視点が変わるから価値が見えるようになるんです。
『学び』とは、あなたの中にある価値を顕在化、つまり見えるようにすることです。
人は、自分の中にないものを外から学ぶのではなく、外からのきっかけを受けることで、自分の中にある材料を集め、新たな理解のパターンを増やしていくことで、成長していくものです。
あなたはこれまで生きてきただけで膨大なライブラリ『天に保存した宝』をあなたの中に十分にもっています。
いま、この瞬間からどんなことに意識を向けるのか、単に『視点を変える』ということをすれば、脳内のニューロンがシナプスでつながって『学び』が起こります。
これは、あくまで個人的な現象です。
以前書いた『お金と学びの法則』の理由にもなることです。
心に負荷をかけることで、認識がかわる
たとえば、まったく同じ内容のセミナーや勉強会があったとして、受講料が5000円の場合と、50000円の場合をそれぞれ想像してみてください。
50000円のセミナーを受けるときの方が『絶対に元をとる』という意識になりません?
あなたの中に、大きな対価を支払ったという心理的負担がかかるから、自我のフィルターのかかり方が変わって、その結果、まったく同じ内容の話から、より大きな『学び』をあなた自身の中に生み出すことができるんです。
外から得る経験によって変わるのではありません。
そして、人によって内側に備えるリソースの量が大きく違うわけでもありません。
つまり、これまでの経歴や過去は一切関係ないということです。
学歴や職歴、どういう人生を歩んできたのか、それで判断できるのは、自我が生み出した固定観念のラベルで加工された情報でしかないのです。
ものごとの支点、そして力点は過去でも未来でもなく『いまここ』にあります。
『いまここ』に存在しているということを認識できるなら、あなたは自分の中にすでに無限のリソースをもっているのです。
このブログも同じです。
あなたがもし、このブログを読んで何らかの気づきや学びを得られたとしたら、それは他の誰でもなく、あなた自身からの贈り物です。
あなたの存在があるから、あなたの中に『学び』が起こるということです。
コメント