こんにちは、さこっしーです。
スピリチュアルの世界では有名な『鏡の法則』ですが、この法則をネガティブにとらえてしまっている人が多いように感じます。
たとえば、ネガティブな現実を観て『こういう現実は自分の心が映し出されたものなんだ』と自分のせいにしたり、他人の気に入らないところを観て『でも、これも自分の心の中にイヤな部分があるということなんだ』と、自分のせいにしたりといった具合にです。
確かに間違いではないのですが、法則の使い方としては望ましくないといえるでしょう。
人が法則を知って使い方を学ぶのは、それを役立てるためなのです。
自分自身が笑顔でいれば、鏡の中の自分も笑顔になる
たとえば、重力の法則を知れば、それを利用して位置エネルギーを電気エネルギーに変える、水力発電といった形で生活に役立てることができます。
鏡の法則も、法則を知った上で人生の質を向上させるために使うべきであって、自分を責めるために使う必要はないのです。
他人という鏡を見て、気に入らないところにフォーカスすれば、それは、自分の中の気に入らない部分にフォーカスすることです。
そうではなく、他人のいいところを見ようと意識すれば、自分の中のいい部分を探すことにつながります。
これは、誰でも意図的に取り組めることです。
他人を見て素晴らしいと感じるということは、それは、素晴らしいものを感じることのできる自分、素晴らしいという感情を生み出せる自分に対する祝福です。
現実世界を見て、それを賞賛すれば、それが同時に、自分自身を祝福することにもつながるのです。
これも一つの『創造』だと言えます。
また、自分自身が笑顔でいれば、鏡の中の自分も笑顔になるのです。
常に笑顔でいることを意識するだけで、自分の現実、自分の世界の中に笑顔をたくさん創造することができるのです。
以前読んだ、鳥居祐一さんの著書『人脈塾』に、こういう言葉が紹介されていました。
笑顔は、単にその人が幸せだということを意味しない。
それは、彼らが困難に直面しても他人に対して笑顔を見せられるという精神的な強さを意味するのだ。
これは真実だと思います。
こういう精神性を持つ人のことを『責任ある人』と言えるのだと思います。
常に『笑顔』というアウトプットをすることで、自分の現実から受け取る反応をコントロールしているのです。
さらに、他人は鏡ということは、他人から見た自分も、その人にとっての鏡だということになります。
自分自身の『在り方』を意識して変えることで、他人の目に映る鏡を変えることもできるのです。
他人の人生経験を直接変えることはできませんが、その人が見る、鏡に映るものを変えることはできるのです。
日常の中にある奇跡に気づこう
セルフイメージ(在り方)とは、自分の中に創るもの、自分だけの問題だと誤解してしまいがちですが、内と外は一致しており、そこに『差』はありません。
あなたがどう在るかというのは常に、他人の目にあなたをどう見せるかということと一致しているのです。
自分自身も笑顔でいること、そして、今日は、どんないいことがあるだろう?どんな素晴らしいものに出会えるだろう?と意識して毎日を過ごすこと。
自分のかけている色眼鏡、認識のフィルターをしっかり手入れして、当たり前に観える現実の中から、見た目には小さな、でも、本当は大きな価値を秘めた奇跡をたくさん見つけること。
そういう使い方こそが、鏡の法則を有効に利用する方法だと思います。
さて、あなたは今日、いくつの奇跡に気づくことができるでしょうか?
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