【決断】小さな決断でもパラダイムシフトが起きている

【決断】小さな決断でもパラダイムシフトが起きている生き方・考え方
さこっしー
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こんにちは、さこっしーです。

人は、普段の生活の中でいろいろな『決断』をしています。

『今日はコンビニに寄ってから帰ろう』みたいなことから、人生を方向付けるような決断までさまざまですが、どんなに小さな決断であっても『決断』をする前後で、自分の意識の中に『変化』があります。

それは、規模の大小はともかく『パラダイムシフト』と呼べるような本質的な種類の『変化』です。

『決断する』ということは『それを行う前の自分』にとっては、『未知の世界』だったところへ踏みだすということです。

『コンビニに寄る』程度のことだと『未知の世界』というと大げさに感じますが、それでもそれを決断する前の自分の意識内には『コンビニに寄る自分』というシナリオは明確に存在せず、『決断』によってその未来が具体的な形になります。

人の意識には『壁』『枠』と表現できるものがあります。

なぜなら、人は自分自身の『経験』したことでしかものごとを理解できないからです。

自分自身が見聞きしたこと、本で読んだこと、実際に経験したこと、考えた末に理解したことが、自分の『認識の世界』の広さを決めています。

『枠』を超えたことは想像もできないか、できたとしても不安や恐怖を感じてしまいます。

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人は、基本的には変化したくない


意識の枠の中は『コンフォートゾーン』(快適ゾーン)と呼ばれる領域で、普通にしていれば、人は誰でも自分からあえてそこから踏みだそうとはしません。

なので、多くの人は過去の自分自身の経験によって確立された『自分の枠の中』でものごとを捉えたり、考えたり、行動することが習慣となっています。

何かを『決断する』ということは、その枠を越えて自分を『変革』する第一歩となります。

『決断』『変革』というと大げさに見えますが、例えば『朝、いつもより10分だけ早く起きよう』とか『買い物の時にレジの人に必ずありがとうと言う』みたいに小さなことでも、それは一つの『決断』に変わりはありません。

そうしよう、と決断するまでは自分の意識内になかったことを選択し、それを実行するようになるという意味では、確実に『自分を変化させた』と言える行動です。

『何かを決断する』『枠を越える』ということについて陥りがちな誤解があります。

人は『決断する』前には、自分の意識の枠を越えた向こうに、未知の何かしら危険な領域が広がっているように思いますが、実際には『枠を越える』のではなく『枠を広げる』というのが正しい認識です。

  • こんなことやったことないから・・・
  • これは自分の信念に反する
  • これは自分には向いていない


など、理由はさまざまですが人は『自分の枠』を越えるような決断をすることに、心理的な抵抗を感じます。

でも『決断力に優れた人』『自分を変革し続ける人』『信念を持ちながら心の柔軟性を失わない人』は知っています。

実は『枠を越える』ことなんて、大したことじゃないということを。

それで自分の命に危険があるわけでもなく、自分という存在が危うくなることもありません。

『枠を越えて』踏みだせば、踏み出した分だけ自分の『器』が広がります。

しかも、踏み出す前には不安・恐怖を抱いていたはずなのに、一度『決断』してしまえば、人は自分でも驚くほどのスピードで、枠の広がった自分に慣れてしまうのです。

人間は、続ければ慣れる生き物


なぜなら、人間は『習慣の動物』だからです。

変化を恐れる必要はありません。

人間は、誰でも変化自体に慣れる動物なのです。

どんなに小さなことであっても『意図的に決断する』ことを心掛けていれば、『自分を変化させること』自体が習慣になります。

また『ちょっとした言葉遣いを変えてみる』というような、小さな『決断』に思えるようなことでも、それが自分の心に深く根差すような本質的なことであれば、結果的に自分の人生や、自分という人間を大きく変えていくことになります。

ここでいう『意図的な決断』というのは、『理想の自分』を明確にイメージした上で、それに少しでも近づこうとするような決断です。

意識しても、していなくても考えてる


人は、一日に6万回以上も思考しているそうです。

実際に試してみれば分かると思いますが、意識を向けていれば一日の中で『意図的な決断』というのは、本当に数え切れないくらいに実行できます。

『塵も積もれば山となる』の言葉どおり、数週間、数日もあれば自分自身の変化が自分でもよく確認できるようになると思います。

難点は、自分を変化させすぎるので周りの人から見れば、考え方がコロコロ変わる人と誤解されかねないことです。

ただ『自分自身の信念をしっかり持つこと』『心の柔軟性を失わないこと』は両立できるというのが、僕自身の考えです。

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