こんにちは、さこっしーです。
今回は『創造のプロセス』というものについて書いていこうと思います。
しばらく目を閉じて、明日のあなたが受け取る『現実』のことを思い浮かべてみましょう。
明日のあなたは、一体どういう『現実』の中に生きているでしょうか?
明日のあなたが五感で認識する『現実』とは、今日のあなたや今日までのあなたの『行動』の結果によって創られています。
『行動』とは、あなたがこの世界に対して発する、もっとも強力なメッセージなのです。
あなたは『行動』という言葉を世界に投げかけ、あなた自身の『経験』を通して、『現実』という世界からの返答を受けとるのです。
これは一種のコミュニケーションです。
現実は、自分で選択してきた結果、その創造のプロセス
『行動』を創るものはなんでしょうか?
あなたが『行動』する動機は、突き詰めると二種類しかありません。
『苦痛』を避けるのか『快楽』を求めるのか。
世の中に生きる人間はすべて、この二つのいずれかを動機として『行動』し、その結果として自分の人生を創造しているのです。
二種類だけに集約するというのは極端に思えるかもしれませんが、抽象度を上げてモデルを単純化することによって、ものごとの本質にたどり着けるということに着目してみてください。
一つの『行動』に対して『快』か『苦』という二種類の感情のどちらを結びつけるのかは、あなたの中の『価値観』次第です。
健康を促進する『毎日の運動』という行動習慣に対して『快』の意味づけをして、前向きに取り組む人もいれば、同じことに『苦』の意味づけをして避け続ける人もいます。
健康を失った未来の自分という『苦』が見えないため、目の前の不健康な行動に意味づけられた『快』を追う人もいます。
『価値観』による『意味づけ』が変われば、あなたの『行動』は変わるのです。
その『価値観』『意味づけ』を変えているのはなんでしょう?
それは『視点』です。
『焦点(フォーカス)』と言ってもいいでしょう。
考えてみればわかりますが、一つの行動に対して『快』や『苦』というのは、探せばいくつも見つかります。
近くにあるもの、遠くにあるもの、大きなもの、小さなもの。
それらのうち、何にフォーカスするのか?
それが、あなたの『価値観』を決定し、行動への『意味づけ』を変えるのです。
そして『視点』を変えるのが『質問』です。
あなたは常にどの瞬間も、自分自身に向かって『自分にとって最大の価値は何だろう?』『自分が最も愛する(大切にする)ものは何か?』『この状況において最も重要なことは何だろう?』といった『問いかけ』をする必要があるのです。
『質問』こそが、人間に与えられた創造主と同じ力、そして『創造のプロセス』の根幹となるものです。
質問 ⇒ 意味づけ ⇒ 感情⇒ 行動 ⇒ 結果
根っこをおさえてしまえば、あとは自然に『起こる』のです。
『質問』によって、あなたが『価値』を置くことが明確になり、それが『行動』の動機になるとき、そこには強力な『モチベーション』が生まれます。
『モチベーション』とは『流れ』です。
行動が強い感情と強固に結び付けられたとき、無限の可能性を秘めた潜在能力の扉が開かれるのです。
他人から見たら信じられないような行動、とてつもない努力をしているのに本人には努力をしていると感じられない、これらは、強固な意味づけによって生まれた『モチベーション』のなせる業です。
『流れ』が生まれれば、今度は逆らう方が難しくなります。
強力な『モチベーション』を伴う行動とは『努力なしに努力を達成すること』と表現できるでしょう。
ここまで述べてきたことは、別に取り立てて珍しいことを語っているわけではありません。
ですが、この『創造のプロセス』のしくみを本当に理解して自分の人生に応用できる人というのは、そんなに多くありません。
『焦点』を当てる場所を間違うからでしょう。
創造のプロセスは、神が創ったルール
『しくみ』とは『自動化されたプロセス』です。
利用すれば労力や努力を要さないのです。
労力や努力とは『流れ』に抵抗する力です。
根本の部分を押さえて適切な『流れ』を生み出せたなら、無用のものです。
『しくみ』の中で途中経過の部分に着目して、そこをいくら改善しても、その『しくみ』自体が生み出す大きなレバレッジの恩恵にはあずかれません。
『しくみ』の根っこ、本質的な部分に『違い』をもたらせば『創造のプロセス』の大きな流れが、自然に素晴らしい『結果』を生み出してくれるのです。
これは、個人にとってもビジネスにおいても同じです。
人の行動、その『創造のプロセス』というものは、いわば神が創ったルールだといえます。
ビジネスの『しくみ』は人が創るものです。
チャレンジしがいのある、テーマだと思います。
コメント