起きていることはすべて正しいので、現実を大切に生きよう

起きていることはすべて正しいので、現実を大切に生きよう生き方・考え方
さこっしー
さこっしー

こんにちは、さこっしーです。

僕自身の『覚醒』が始まった初期に書いた下記の記事。


ここで、『思考』と『行動』に違いはないんじゃないか?という『気づき』について書きました。

その後には、自分の中で確信も深まって、


という記事も書きました。

自分の本当の意志、潜在意識、深層意識からの『意志』というものは、思考レベルの現象化に留まらず、より強いメッセージ(言葉)である『行動』という形で現象化するということです。

今回は、さらにその先のお話になります。


上記の記事で『習慣レベルの行動の変化は現実を変える』ということを書きましたが『行動』というものは、『現実(結果)』に対する『原因』です。

原因が起こって、その後に結果が発生するわけではないのです。

原因が生まれたときには、同時に結果も生まれているのです。

問いが生まれたときには、すでに答えが存在するのと同じです。

引き寄せの法則で勘違いされやすいのが、思考・イメージを創り出せば、それから現実が引き寄せられるというように、時間の経過があるように考えられていることです。

ですが、実際にはあなたの頭の中にイメージが出来た瞬間、それが実現した未来も生まれているのです。

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起きていることはすべて正しいので、現実を大切に生きよう


素粒子レベルのミクロな世界では『可能性のフィールド』の中で、物質は無と有の状態を繰り返しています。

アインシュタインの相対性理論では、物質とエネルギーは互いに変換できる同質の存在だと述べられています。

物質をエネルギーに変換する技術が、おなじみの核分裂や核融合ですが、逆にエネルギーの密度が十分に高まると、物質化するということも実験によって確かめられているのです。

同様に、人間の潜在意識に存在するある特定の『意志』『願望』というエネルギーが、十分な密度を得たとき、純粋な『可能性』として無数に存在する未来の中から『現実化』するものが選び取られるのです。

時間の経過に感じられるのは、思考のエネルギー密度が高められていくプロセスということです。

潜在意識、深層意識は、ワンネスである集合的無意識『すべてであるもの』とつながっています。

そこには『意志』『思考』の材料となる情報が無限に存在しています。

その無限の情報に対して、焦点(フォーカス)を向けると『願望』が出来上がり、それにフォーカスを向け続けることで、その『願望』にエネルギーを与え続けます。

その過程で生まれるのが『思考』『言葉』『行動』であり、最終的に到達するのが『現実』です。

『現実』とは、無限に存在する可能性の中から、フォーカスを向けることで最も大きなエネルギーを与えられたものが『カタチ』になったものです。

人間の自我が生み出す『思考』というものは『現実』になり損ねた、もしくは、なる途中のエネルギーです。

でも、人間はその『思考』というものに振り回されながら生きる存在なのです。

『判断』というものは、『自我』だけが生み出すもの


ためしに、人間が存在しない世界を想像してみましょう。

そこは、集合的無意識、ワンネスがダイレクトに投影された現実世界、生命の営みの場です。

そこには否定や批評というものは一切存在しません。

そもそも『判断』というものは、世界の中ではちっぽけな存在にすぎない『自我』だけが生み出すものです。

言葉や自我をもたない動物や昆虫、植物といった生命体は実にシンプルです。

その存在の在り方が、現実のすべてを示しています。

ここで、ライオンがシマウマを食べるという現象を考えてみます。

食べたライオンが悪、食べられたシマウマが善なんてことはありません。

ライオンが加害者でシマウマが被害者ということもありません。

食べられたシマウマは、自分のことを犠牲者だなんて思いもしないでしょう。

ライオンにしてもシマウマにしても『食べる』『食べられる』という行為とその結果、どちらも等しく現実の中で、果たすべき役割を果たしているに過ぎないのです。

そこに『善悪』『感傷』といったものを持ち込むのは、この世の中で人間だけです。

ですが、現実に対して『意味』を創り出し、それを『経験』するというのもまた、人間という存在の果たすべき役割なのです。

『現実』を大切にしよう


『言葉』『行動』といった目に見えるものではなく『現実』を大切にしようということです。

『現実』というのは、目に見えているものごとだけを言うのではありません。

『起きていることはすべて正しい』と言えるのです。

『現実』をどれだけ大事に、大切に思っているのか?

それが、あなた自身の人生を、あなたがどれだけ楽しむのかを決めているのです。

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