魂の望みや使命、お役目を知るための自分自身との対話方法

魂の望みや使命、お役目を知るための自分自身との対話方法生き方・考え方
さこっしー
さこっしー

こんにちは、さこっしーです。

真我の観点からの成功法則で、スタートとなるのが自分の軸を知るということです。

これも言葉を変えて表現すると、


・あなたの本当の望みを知る


・真我の望みを知る


・使命(ミッション)を知る


・この世界での役割を知る


・あなたの居るべき場所を知る


・現実世界:自然との調和の軸を知る



といった言い方ができます。

既存の成功法則や引き寄せの法則では、そこまで強調されないことですが『夢・目標・願望』が、本当にその人にとってふさわしいものなのか?ということが、ものすごく大事なのです。

人は、自分が思うほど自分自身のことをしっかりと理解も、把握もできていません。

なので、その人が叶えたい夢や達成したい目標というのが、真我の視点で観て、その人の自我の成長にそったもの、魂の成長につながるものであるのと、そうでない場合があります。

既存の成功法則・引き寄せの法則で結果が出る人と、うまくいかない人の差は、この『願望』の時点でつくものなのです。

自分の軸にそった願望は成就し、軸にそわない願望は叶わないというわけです。


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魂の望みや使命、お役目を知るための自分との対話方法


『自分の軸』『調和の軸』というものは、他の成功法則で語られる『目標』『Mission Statement』とは、似て非なるものです。

『夢』『目標』『願望』を考えるとき、気づかずに陥ってしまうのが『言語化の罠』です。

『言葉』にするとイメージが限定されるのです。

『言葉』というものは、見えないものをカタチにして見えるようにできる、非常に便利なツールですが、フォーカスを表面に向けるというデメリットもあるのです。

多くの人は、どんな言葉を使うか?というカタチにばかり目がいって、その『言葉』が、その人にとって、どういうイメージや感情に結びつくのかということを見ようとしません。

自分の望みを『言葉』にすると、表面的にはわかりやすくなりますが、その言葉から受けるイメージにフォーカスを向け、それに執着するといったことも同時に起こります。

たとえば、あなたが『裕福な人間になりたい』という願望をもったとき、言語化する前の純粋なイメージは、自然の摂理にそった『豊かさ』『豊穣』というものであるはずです。

ですが、あなたの中でそのイメージに『裕福な人間』という言葉のラベルを貼り付けると、それ以降、そのラベルの方にフォーカスが向いてしまいます。

『裕福』『お金』といったラベルの方にフォーカスが向くと、現実の中で接する『裕福な人』『お金』の動向に目を奪われ、本来求めていた『豊穣』のイメージに向かう流れを見失ったり、自我の生み出す思考のノイズに振り回されたりするようになります。

あなたの過去の記憶に『裕福な人』『お金』というものに対して、否定的な観念があったりすると、あなたが表面上望んでいることと逆向きのこと、つまり『豊かさ』から遠ざかるようなことが起こっても不思議ではないのです。

真我はあなたの自我に『お金』や『豊かさ』に対する否定的な観念を解消することを求めて、あなたのもとに『お金』に関する問題や試練となるような現実を運んでくるというわけです。

これを自我の視点で観ると『願望が引き寄せられない』という状況に見えますが、真我の望みは現実と一致しています。

この場合、あなたの軸にそって『願望』を抱くなら『裕福な人間になる』よりも『豊かさを健全に受け容れられる人間になる』『お金について正しい認識を持った人間になる』というものの方が望ましいでしょう。

自分の軸に合わせて、その時々で自我レベルの願望を調整していくというイメージです。

ちなみに、僕のブログがついつい長文になってしまうのは、そういう『言語化の罠』を考慮して、同じ内容のことを、できるだけたくさんの言葉と表現を使って、より多くの人に僕が持っているイメージに近いものを共有してもらいたいと考えているからです。

コミュニケーションにおいても大事なことですが、一つの言い回しにこだわるよりも、いろんなパターンの伝え方を用意した方がいいということです。


自分の軸を知るためには、どうすればいい?


さて、実際に、自分の軸を知るためにはどうすればいいのか?ということですが、これはいたって普通に、まずは『目標』や『Mission Statement』を設定するところから始めればOKです。

Mission Statementは『自分の憲法』みたいなもので、設定の仕方は『7つの習慣』に詳しく書いています。

こういう『自己分析』的なことが、最初のステップとなるのは確かです。

その上で注意するのは、目標やMission Statementを設定した上で、その言語化されたものに執着しないということです。

人は、自分が創ったものに執着しがちです。

創るのにエネルギーを注ぐほど、そうなります。

ですが、自分が立てた目標・夢・願望、そしてMission Statementのような行動指針に対して、『これは、わかりやすく言葉のラベルを貼っているだけであって、これが、自分の望みそのものではない』という認識を持つことが必要です。

言葉で表現される表面的なものは、人生のステージの中で、たやすく変化していくものです。

それに対し『自分の軸』というものは、方向性を決める感覚的なものです。

どういうときにあなたは『快』の感情サインを受け取るのか?

あなたの実体験を通して、たくさんの情報を集めたとき、その根底に流れる一つのルールが見えてきます。

それを探るために、多面的・多角的に自分との対話を繰り返すのです。

『自分の軸』というものは、生涯を通して変わることはありませんが、あなたがいる人生のステージに応じて『自我からの見え方』は変わります。

『自我』というものが成長するものだからです。

だから、あなたの自我の成長度合いによって『あなた自身を高めること』という見え方になったり『他人に与えること』という見え方をしたりするわけです。


『自分の軸を知る』ことについてのまとめ


先ほど挙げた『豊かさ』に関する例でいえば、まず『お金に対してブロックのない人間であること』を実現してから『豊かな人間であること』というように、自我からの、自分の軸の見え方によって、自我レベルの願望が変化していくということです。

なので、普段から『自分との対話』をすることを習慣にして、常にメンテナンスをしていく必要があります。

たとえば、今現在の状況を見て、どんな状況・人・もの・環境があなたの周りに現実化しているか、どんなことに『快』を感じるか、どういうことに『不快』を感じるか、こういう情報を集めながら、あなたの考えをどんどんアウトプットしていくこと、行動に移してみることが『自分との対話』です。

既存の成功法則では、こういう作業は自分一人で行うものという前提で語られたりしますが、僕としては、人との交流の中でカタチにしていくものということを強調します。

『人との交流』というのは『無限のリソース』にアクセスするということです。

真我の観点では、自分と他人の区別はなく、あなたが交流する相手もあなた自身(の投影)です。

自分のことは自分で考えるというのは、自我という分離意識が生み出す『分断思考』にとらわれた発想です。

人との交流によって、インプットもアウトプットも『無限のリソース』につながるため、エネルギーの循環が起こり、自我の成長を促進するのです。

長くなりましたが『自分の軸を知る』ということについての要点をまとめると、


・自分の軸とは、自分がどういうときに『快』の感情サインを受け取るのか?という方向性を表すもの


・一度知れば終わりではなく、常にアウトプット(自分との対話)を行い、軸を見失わないようにする


・ポイントは『自我の成長』その成長のステージによって、自我レベルの願望は変化していく


・積極的に人との交流を行い『無限のリソース』を活用する



ということになります。

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