こんにちは、さこっしーです。
引き寄せの法則って、実は人間社会にばらまかれた『撒き餌』みたいなもんじゃないか?と思っています。
この法則にハマる人は、昔の僕みたいに一見ポジティブに見えて、自分のエゴを直視できてない人が多いんです。
そういう人が、この法則に出会って人生観が変わると、知らず知らずのうちに自分のエゴを肥大化させていきます。
自分は動かずに相手を引き寄せようなんて、エゴ丸出しもいいところじゃないですか。
これに自分で気づいてなかったなんて、我ながら恥ずかしい過去です。
引き寄せの法則の誤解とは?
もともとの言葉は『Law of Attraction』。
Attractive(魅力的)な人になるという前提があってこその法則です。
この法則は『鏡の法則』とも密接な関係があります。
『鏡の法則』というのもたとえであって、実際には脳科学や心理学的な知識があれば、当たり前に科学的に説明のできるものです。
ただ『鏡』というたとえは秀逸なので、ここではそのまま使ってみます。
あなたが生きている現実は、すべてあなたの潜在意識が投影された『鏡の世界』だと考えてみてください。
周りはすべて自分、世界の多様性はあなた自身の持っている多様性です。
鏡に向かって試してみましょう。
向こうにいる自分に向かって『こっちに来い』と念じてみてください。
引き寄せられましたか?
んなワケないですよね。
じゃ、どうすれば鏡の向こうの自分と近づいて手のひらを合わせることができるでしょうか?
あなたは、何か自分の引き寄せたいものがあるとき、ちゃんと前に進んで手を伸ばしていますか?
遠く離れたところで念じているだけではありませんか?
『お金が欲しい』⇒お金のことを学んで、お金を手にするための行動をとってますか?
『自分のミッションを知りたい』⇒自分のことを知るために、心をオープンにして他人と交流していますか?
『素敵なパートナーと出会いたい』⇒相手にふさわしい自分になる努力をして、理想の人と出会えるような環境を求めていますか?
『悟りたい』⇒エゴの壁を取り払うために自分のことだけじゃなくて、周りの人のことも考えてますか?
すべてを認めて、受けいれることから始めよう
世の中の大部分の人たちは、エゴの望みが決して叶わないような行動をとっています。
その上で、エゴの望みを自分の本当の望みだと勘違いしてしまうので、悩み苦しんでしまうんです。
だからこそ『超現実主義』にならないといけないんです。
エゴの声は一切関係なく、現実にあらわれていることだけが自分の本心だと認めるということです。
本心を認めてしまえば、自然に自我は調って自分自身と調和できるようになっていくんです。
『起きていることはすべて正しい』と考えて、すべてを認めて受けいれることから始めましょう。
行動もとっていないのに、それを『望んでいる』なんて言ってはいけないということですね。
現実になっていないことは自分が望んでいないこと、望んでいることはもうすでに行動していること。
そういう風に認識を改めると、ものごとの本質がもっとシンプルに観えてくるはずです。
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