人間の行動の動機は、苦痛を避けるか快楽を求めるかの二種類

人間の行動の動機は、苦痛を避けるか快楽を求めるかの二種類生き方・考え方
さこっしー
さこっしー

こんにちは、さこっしーです。

この世界に歴史上存在した者も含めて、この世のすべての人間の行動の動機は二種類しかありません。

あなたが街角で出会うどの人も、あなた自身についても同じです。

すべての人間の行動の動機は『苦痛を避ける』のか『快楽を求める』のか、二種類のいずれかに集約されるのです。

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人間の行動の動機は、苦痛を避けるか快楽を求めるか


あなたが何かを食べるのは、空腹という『苦痛』を避けるため、もしくは、美食という『快楽』を得るための行動です。

仕事をする上で、自己実現や周りからの承認という『快楽』が動機になる人もいれば、職を失うという『苦痛』から逃れるためという人もいるでしょう。

複雑に考えることもできますが、シンプルに構造化して考えた方が本質的な理解に辿り着けます。

世の中に多い構図としては、近くの小さな『苦痛』を反応的に避けようとして、遠くの大きな『苦痛』につながる行動をとることです。

いま、目の前にあるちょっとした『苦痛』多くの場合『苦痛』というほどのものではなく、ちょっとした『負荷』に過ぎませんが、それを避けて『楽』な道を選んでしまい、結局将来的に、大きな『苦痛』を避けられないような状況になってしまうということです。

将来起こるかもしれないリスク、会社員や公務員という立場が、この先も安泰と言えるのか?

この国の財政・経済状況が本当に安心できるものなのか?

それを真剣に考えて、何らかのリスクヘッジに当たる『行動』を取ることは、ちょっとした『負荷』と言えます。

ですが、軽く考えることはあっても、実際に何らかの『行動』をとる人は全体的にみるとごくわずかです。

現状に何か不満があっても『習慣の殻を破る行動を取る』という『負荷』を避けるため、普段と変わらない日常生活という『楽』を選ぶのです。

これは、その人が『快楽』となるような、魅力的で明確な目標を持たないで生きているということもあるかもしれません。

ただ、目標・願望を明確にしても、目の前の『楽』に流されてしまう人は、たくさんいます。

誰もが心の奥底『潜在意識』では、変化を嫌っているということを認める必要があります。

習慣とは、過去や現状への執着で、変化することは、断ち切ること


『潜在意識』が人の習慣を支配しています。

『習慣の殻を破る』ためには、人の意識の深層部分『潜在意識』がどういうメカニズムではたらくのかを理解する必要があるということです。

『引き寄せの法則』や成功法則、スピリチュアルなものに傾倒すると『いい気分でいることが大事』という教えを表面的に受け止めてしまいます。

『いい気分でいること』『変化を避けて楽を選ぶこと』を混同してしまうということです。

『変化』には普通『苦痛』が伴います。

『習慣』とは、過去や現状への執着であり『変化』することは、それを断ち切ることです。

『いい気分でいること』とは『変化』することに対し『苦痛』ではなく『快楽』の意味づけができているという意味なのです。

『身の丈に合った生き方をする』『足るを知る』という言葉は、美徳とされる表現です。

ですが、僕としては『身の丈に合った、ってその身の丈を決めてるのは誰?』と思ってしまいます。

『どのくらいあれば足りるのか?』という自分の器を決めているのは自分なのです。

僕はこの人生で、精神的にも物質的にも行けるところまで行って、できるだけ広い大きな世界を生きたいと思っています。

これは、確かに『自我のレベル』の願望です。

でも、人生というものは、自我とともに歩んでいくものなのです。

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