自然の摂理を知り、自然の流れに自我を調和させれば、『愛』を経験する

自然の摂理を知り、自然の流れに自我を調和させれば、『愛』を経験する生き方・考え方

こんにちは、さこっしーです。

この世の森羅万象、すべてのことに当てはまることだと言えますが、『自我を調和させる』とは、『自我に何もさせない』ということとも違います。

それは、すべての表面的な存在・現象の背後にある、『自然の摂理』、その偉大な理に気づき、それに対して『調和』を図る、ということです。

たとえば医療。

西洋の医学の根本は『対処療法』です。

症状に合わせて手術や投薬で症状を緩和したり、排除したりすることを治療の目的とします。

これは、『自然の摂理』である、身体の本来もつ自然治癒力や生命維持活動、その絶妙なバランスというものに目を向けず、マインドの力で何かを変えようという処方に当たります。

その場しのぎにはなりますが、根本的な治癒は難しく、治療が治療を生む連鎖反応や、副作用も発生します。

これに対し、東洋医学である『漢方』や、アメリカを中心として研究が進む、オプティマル・ヘルス、予防医学やサプリメントの摂取による健康医学では、

『自然の摂理』である、身体の本来もつ治癒能力を、うまく発揮できるように、マインドの力でサポートする処方を行います。

心と身体からストレスを取り除き、必要な栄養分をサプリメントなどで補えば、体質自体が健康なものに変化していくのです。

これは、生物の身体が『自然の摂理』に従って、物質的にも自然と一体となって『循環』している、細胞の死滅や再生、そして食事や排泄の活動によって、体内の細胞・物質が分子レベルで日々入れ替わっていく、という理を知っているからこそとることのできる処方だと言えます。

理を知ることで、マインドは、『理性』というものを発揮して、自らを『自然の摂理』に調和させることができるのです。

動物や自然の中に在るものは、人間も含めて、本当は心、意識の奥底でその理を知っています。

ですが、マインドは、意識内の記憶情報に貯えられた『知識』というものに支配され、理に反した『反応』をとってしまうのです。

人間は、顕在意識を獲得したことで、『自然の摂理』ではなく、自らの記憶情報に貯えた『知識』に従って生きるという『自由』を得ました。

これはある意味では『束縛』ともとれますが、その『知識』が、『自然の摂理』から離れたものであるために、人は『苦しみ』というものを経験します。

ですが、これはすべてマインドの思い込みによる『錯覚』に過ぎません。

マインドは『知識』に従って『意味』というものを創りだしますが、たとえどんな『意味』を創ろうとも、すべては『自然の摂理』の中で起こっていることなのです。

『自然の摂理』から離れた『知識』を貯えれば、マインドは『苦しみ』を経験します。

『自然の摂理』を理解した『知識』を貯えれば、マインドは『調和(愛)』を経験します。

どちらにしても『自然の摂理』にそったことなのです。

『自然の摂理』とは、すべてのものが関係性をもち、それによって起こっている、ということです。

関係性の中で、すべての存在・現象は『機能』『役割』を果たしているのです。

その『つながり』『バランス』に気づかず、マインドの力で手を加えてもうまくいかない、ということです。

ものごとの表面ではなく『背景』に目を向ける。

それが、『自然の摂理』というものを理解するための第一歩になるのではないでしょうか。

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