こんにちは、さこっしーです。
人は、自分が認識する現実、他人やものごと、できごとや現象、自分の世界に存在するすべてのものを通して、自分自身の心の投影を観ています。
他人は自分の鏡。
この言葉は、単なる比喩ではありません。
自分の目、五感を通して認識する情報はすべて、自分の心に届けられます。
心は、自分が認識したそのものを受け取るのではなくて、そのカタチに自分の中にあるものを投影して理解しているのです。
あなたの心の中にないものを観ることはできません。
あなたの現実という世界は、あなたの心が創り出しています。
もし、あなたが美しいもの、美しい自然の景観や優しさ、愛、勇気、希望など人の心がもつ美しさ、感動するほどに奇跡的なできごと、そういったものに触れて、あなたの心が震えるような感覚を味わったのであれば、
それは『あなたがあなた自身の心の美しさに触れた』その感動を味わっているということです。
人は、人智を超えた存在を頭の中に創り上げて、それを『神』と呼びました。
その『神性』というものが生まれるのは、外の世界ではなく内の世界、あなたの心の中です。
『神』という言葉に抵抗があれば『愛』と呼んでもいいでしょう。
神はいない、愛など存在しないという議論は、言葉遊びでしかありません。
歴史の偉人たちは、同じことを語っています
ブッダは『天上天下唯我独尊』、イエス・キリストは『自分の中の王国を探しなさい』、ソクラテスは『汝自身を知れ』と語りました。
賢人たちは言葉は違えど、自分の心の中に確かに存在する『神性』のことを語り続けています。
あなたが人生で出会う、素晴らしく心を震わせる経験の数々は、すべてあなたの心の美しさの証拠だということです。
そして、それは人間であれば誰でも持っているもので、そのことに気づくか気づかないか、ただ、それだけの違いでしかありません。
たとえ、まだそれに気づいていないとしても、あなたには、必ず気づくときがきます。
それは、もしかするといまこの瞬間なのかもしれません。
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