顕在意識レベルの理解と、潜在意識レベルの理解の違い

顕在意識レベルの理解と、潜在意識レベルの理解の違い生き方・考え方
さこっしー
さこっしー

こんにちは、さこっしーです。

知識を得ようとして人がとる行動は、たとえば、書籍やブログ、ネット上の情報を『文章』という形で読むことや、セミナーなどに行って人の話を聴いたり、人との直接の交流というのが中心になってくると思います。

その際に、アタマを使うことで自分で自分の理解を妨げてしまうことがよくあります。

『知識』という言葉もなかなかに曖昧なもので、顕在意識の思考で何かをわかったつもりになることと、潜在意識で『知識』を取り込んで自分のものとすること、そういう本当の意味での『理解』を、しっかり区別することが大事です。

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顕在意識の理解と、潜在意識の理解の違いとは?


本当の意味での『理解』とは、対象との調和や一体化であり、潜在意識の中に情報をゲシュタルトする、自分の一部にするということになります。

本当に理解すれば、在り方やセルフイメージが書き変わるのです。

在り方やセルフイメージは、その人にとっての『すべて』なので、自分が何かについて本当に理解できているのかを知りたければ、現実が変わっているかどうかで判断すべきだということです。

何かのビジネスについて理解したというなら、そのビジネスを実践して成功していること、健康が大事だと理解したというのなら、心身ともに健康に毎日を送っていること、現実として顕れている結果ですべてを判断するというのは、厳しく感じられるかもしれませんが、

現実的に人生というものを生きていく上では、何事も『望む現実を創ること』を明確に目的として意識する必要があるのです。

一般的な認識とは違って、そういった本当の理解を身につけるためには、実は顕在意識の思考というものは、障害や抵抗にしかならないということも知る必要があります。

文章をアタマを使って読んではいけないのです。

人の話も、アタマを使って聴いてはならないのです。

顕在意識の思考がはたらいているとき、あなたの意識は『いまここ』を離れることになります。

何かを経験するときに、マインドをはたらかせてはいけないということです。

マインドの理解がまったく必要ないと言っているわけではありません。

当たり前のことですが、マインドの理解がないと僕もこうやって、自分の理解を言葉や文章によってシェアすることはできないのです。

大切なのは、最初はマインドだけではなく自分の『器』全体で理解するということです。

アタマで理解しようとせず、マインドのフィルターを手放して経験することを丸ごと受け容れて、自分の中に容れてしまうのです。

マインドの理解は、その後のステップとして起こることです。

マインドの理解とは、自分の中ですでに感覚的に理解できていることが、意識の表面に出てきて顕在化したものです。

オープンマインドにいろいろなものを受け容れる人が、自分の器を広げて自分の中からたくさんの理解を生み出して、自分の生きる世界を広げていけるのです。

大切な事は勉強ではなく、実践すること


ユダヤ人の教典である『タルムード』の言葉に『最も大切な事は研究ではなく、実行である』とあります。

実行することによって何かを経験し、そこにマインドをはたらかせないことで、潜在意識にナマの情報を取り込むことができるのです。

真の理解とは、無意識レベルの実践『習慣化』だということです。

僕は『人間は習慣の動物』という言葉をよく使います。

人間の在り方やセルフイメージとは、その人が潜在意識の中にどんな習慣をインストールしているのかと表現することもできます。

そして、習慣として確立されたことだけが、その人にとって本当に理解していることだと言えるのです。

あなたも、今日から意識してみてください。

『わかったふりの理解』ではなく、習慣が変わるレベルの『本物の理解』というものを、常に求めていきましょう。

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