こんにちは、さこっしーです。
僕は、もともと生まれも育ちも裕福でない側の層に属していて、世の中で、成功したり裕福に生きている人たちと、そうでない人たちに、一体どういう『違い』があってそうなるのか?
それは『運命』という言葉で片付けられてしまうものなのか?ということに興味があって、自己啓発や成功哲学、スピリチュアルなどの探究を始めました。
そういうことに興味関心を持って、探究するだけではなく自分の理解の整理のために、こうして情報発信するようになって数年が過ぎました。
今は、かなりのレベルで人生の中で人が受け取る『境遇の違い』が、なんの『違い』によって生まれてくるのか?ということを理解できるようになりました。
7つの習慣で最も重要なのは自己責任の原則
いわゆる『成功者』とか『富裕層』とかの属性に分類される人たちと比べ、成功できてない側にいる人たちは『丁寧に生きる』ということが実践できてない人が多いと感じます。
要は、生き方が『雑』なんです。
何をもって『雑』というのか?というと、
- 自分の人生の中で、何が大切なのかを自分でもわかっていない
- そもそもそういうことをマジメに考える機会がない
- 何が大切なのかをアタマで知っていても、それを優先して生きることができていない
- 『時間』という最も重要な資産を、雑な使い方で日々を過ごしてしまっている
というような感じになります。
『自分を大切にできていない』とも言えます。
自分を本当に大切に思っている人は、自分の未来こそが大事だと考えるので、未来を良くすることに、直接的につながることに自分の時間や労力、お金を使うことを最優先にします。
でも、雑に生きている人は、時間の使い方も労力の使い方もお金の使い方も『雑』です。
『丁寧に生きる』というのは、『時間・労力・お金の使い方が丁寧』ということです。
今現在『いまここ』にいる自分は、どういう因果の結果として存在するのか?ということを考えたら、過去の人生の結果、自分が歩んできた道、自分が選び取ってきた選択の結果として存在しているということになります。
今の自分が、今の境遇に生きているのは、過去にやってきた『準備』の結果です。
まず、ここの部分を受け容れて理解している人の数が少ないです。
運命か何か、自分以外のものが決定要因になって今の自分がいると、オカルトな考えに囚われてる人が多いです。
自分が人生の創造者であると気づくことが第一の覚醒
有名な7つの習慣の中では、
という最初の3つを『私的成功』の必須条件として語っています。
7つの習慣を読んだことがある人は多いですが、この最初の3つこそが一番大事だと認識し、ここに書かれていることを体現できてる人が少ないです。
過去を受け容れ、過去の結果として今の自分がいるということを受け容れることが、『主体性を発揮する』ということです。
人生の全責任は自分にあり、過去の選択と行動の結果が今の自分であり、自分の選択と行動で未来の自分が決まるということに目覚めることで、ようやくスタート地点に立てます。
人生で起こることのメカニズムが、すべて自分の選択と行動でコントロールできるものだと目覚めること。
スピリチュアル的に言うと、それが最初の『悟り』です。
その境地に達したら、次は『未来の自分は、今の自分の選択と行動で創られるなら、これからどういう未来を創造しようかな?』という考えが生まれてきます。
自分が、自分の人生の創造者であると気づくことが第一の覚醒、これから何を創造しよう?と考え始めるのが第二の覚醒です。
これが、コーチングで言う『ゴールの設定』につながるワケです。
第二の習慣の『目的をもって始める』で、ゴールを設定して自分の人生をどこに向けるのか?を考えていくワケですが、第一の習慣をクリアせずに、第二の習慣以降を中途半端に『雑』になぞっていく人が多いです。
本当の意味で主体性を発揮しないまま、ゴールのことを考えても『雑』なゴールからは『雑』なエネルギーしか流れ込んできません。
7つの習慣を持っている方は、第一の習慣『自己責任の原則』を読み返して、ここが本当に腑に落ちるまで、次に進まない方がいいというぐらい重要な箇所です。
自己責任の原則に目覚めた上で、本当の意味での『ゴール設定』ができます。
本物の『ゴール』だからこそ、日常の他のことよりも自分にとって大事だと思えることに『優先度』を高めていくことができる。
この第1〜第3までの習慣は、すべてつながってる上に第1の習慣こそがすべての土台になっているという重要性を認識できている人が、少ないということをよく感じます。
ビジネスコンサルとかをしていても『何をやればいいのか?』という行動の指示をしても、行動に至らない人が結構いたりします。
理由を訊いてみると『気が乗らない』『モチベーションが出てこない』『突発的にこういうことが起こっちゃったので』という理由が出てきますが、すべて『言い訳』です。
なぜなら、自己責任の原則に目覚めてる人は、何が起ころうと必ず実践するからです。
コミットレベルや確信のレベルが違うんです。
これは、意志の強さの問題ではなく、その人がどのレベルで『自己責任の原則』を自覚しているかということに関わっています。
自分の人生に起こることが、運命とか他人の意図とか、自分のコントロール外にあるものによって左右されるものという信念がある人は、自分の精神の中に『毒』を盛られているようなものです。
調子のいい時は行動できるけど、何かの拍子に『毒』の中から不安とか恐怖とか疑念が心の中に生まれ、自分が行動しなくてもいい理由をどこかに見つけてきて、行動しない自分を自己正当化しようとします。
自己責任の原則に目覚めている人は、心の作用がすべて『自作自演』だとわかっているので、どんなことが起ころうと『行動』によって自分の意思を表現し『行動』によって自分がどういう人間であるのかを証明しようとします。
自分の事業がうまくいってる起業家の方たちと関わっていて心地よさを感じるのは、やっぱり過去のどこかでそういうコミットレベルに達した人の割合が多いからだと思います。
何かに依存することなく、自己責任の原則に目覚めた上で、自分の足でしっかりと立っている。
今の世の中は情報過多の時代で、成功するための方法とかノウハウが世の中に溢れてますが、それらのノウハウはすべて『自己責任の原則』に目覚めていない人が受け取っても『真価』を活用できないものばかりです。
ここを起点に、自分の人生の主導権を自分の手の元に取り戻したいと考えるなら、まずは『自己責任の原則』をとことん腑に落とすということを目指すのがいいと思います。
今の自分は、過去の自分の選択の結果だと認めて受け容れる
今の自分が、過去の自分の選択の結果だと認めて、過去に自分が経験してきた一切の記憶や記録を受け容れる。
肯定もせず否定もせず、過去にこういう選択をしてきた結果として今の自分があるということを認めて受け容れる。
『観念する、降参する、サレンダー』みたいなニュアンスでもありますね。
そうやって『過去の自分との和解』ができた人が、初めて子どもの頃のような感覚に戻って『ここから何を創造していこう?』という創造の喜びに目覚めることができます。
そういう境地で設定するゴールだからこそ、他のどんなものよりも優先して自分の時間やお金、労力というリソースを注いでいくことができるようになります。
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