あなたが現実だと思っているものが、あなたそのもの

あなたが世界や現実だと思っているものが、あなたそのもの生き方・考え方
さこっしー
さこっしー

こんにちは、さこっしーです。

僕自身、最近ほとんど観ないのですが、TVをつければ日々いろいろなニュースが流れています。

TV番組や新聞のニュースは、あなたの日常の中にいろいろなものを投げ込んできます。

世の中には、そういったものに反応的に振舞う人が溢れています。

もう一つの話題でいえば、SNSなどの不具合。

不具合が起きたときに、これでもかというくらいに『被害者意識』にとらわれたコメントが溢れかえったりします。

ところどころ、メンテナンスしている方に対する感謝や心遣いのコメントもあったりもします。

こういった『被害者意識』、ものごとの責任を自分以外のもののせいにする、他責的な傾向というのは珍しい光景でもありません。

世の中の多くの人には、一つの『真理』が見えなくなっているのです。


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あなたが世界や現実だと思っているものが、あなたそのもの


TVで見る政治家や芸能人、企業人たちが、あなたの現実を創っているのではありません。

会社で顔を合わせる上司や同僚、部下といった人たちが創るのでもありません。

プライベートで接する友人や恋人、パートナーといった身近な人たちが創るわけでもないのです。

そして、あなたの家族や両親といった、最も近しい人たちでさえ、あなたの現実、あなたの世界を創ることはできないのです。

あなたの現実は、他の誰でもない『あなた自身が創っている』のです。

そもそも『あなたの現実・世界』とは何なのでしょう?

あなたが五感で受け取り、意識や心で認識するものすべて、あなたを取り囲むすべてのもの、あなたという『縁』があって、あなたの前に現れてくるもののすべて、あなたの目に映るもの、耳に聞こえるもの、頭脳で認識するもの、心が感じ取るもの、あなたが存在を認識するすべてのものごと、人々、状況や環境。

それが『あなたの世界(現実)』です。

その中心には誰がいますか?

それはもちろん『あなた』です。

あなたの世界の中心にいるのはあなたで、それは、あなたが『世界』だと思っているもの、あなたが『現実』だと思っているものが、『あなたそのもの』だということを意味します。


『いまここ』とは、あなたそのもの


物心がついてから、あなたの自我というものができあがって以来、こびりついた常識・観念というものを、一度壊してみてください。

たとえば、あなたにとってプライベートな空間、自宅や自分の部屋を考えてみましょう。

想像しにくければ、いま、身を置いている場所で考えてみてもOKです。

そこに配置されているもの、部屋の中の家具やちょっとした小物、日常的に目にする光景、あなたが『いま』身を置いているその部屋という空間の在り方、それは、あなたの心の中身と相似形になっています。

部屋というものがあって、そこに世界から切り離されたあなたがいるのではありません。

そうやって、世界から自分を切り離して、自分のことを客観的に観察できるのが、人間の自我に与えられた偉大な能力なのですが、それゆえに、人は、自我の創り出す幻想の夢の中に生きているのです。

部屋とあなたは切り離されるものではなく、あなたがいる空間そのものがあなたなのです。

『いまここ』とは、あなたそのものを指しているのです。

これは、夢を見ている人に向かって『いまあなたが見ているのは夢ですよ』と言っているようなものなので、腑に落ちる人と落ちない人に分かれると思いますが、もう少し話を続けます。

そしてこれが『自然の摂理』『宇宙の真理』というものの、驚愕すべきしくみなのですが、あなただけにとって、僕だけにとってではなく『誰にとっても』そうだと言えるのです。


あなたの現実は、すべてあなたが生み出している


あなたの世界の中に現れた僕という存在は、あなたがあなたのために自分自身で創り出した(自分の世界の中に生み出した)ものであると同時に、僕自身も、自分の現実の中にあなたという存在を生み出したということです。

これが驚くべきこの宇宙、自然のしくみです。

人間の頭ではとうてい理解しきれない、天体の運行などの目に見える物理現象とは比較にならないくらい、複雑で緻密なバランスをもってこの世界は存在しているのです。

その片鱗だけでも伝わればと思います。

だから、冒頭の話に戻ると、あなたが体験するすべての出来事、出会う人々、手にするもの、受け取る感情、それらを創り出しているのはあなた自身だということです。

『責任』という言葉の本質的な意味が、ここにあります。

にわかには受け容れがたい、人によっては残酷にも思えるようなこの事実、それが自分の『実体験』レベルで腑に落ちるということが『覚醒』『目覚め』ということです。

目覚めればわかるのです。

この世界には、被害者なんてどこにもいない。

誰かのせいで自分の現実が変わることなど起こり得ない。

すべての人は、自分で自分の現実を創り出しているということに。

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