こんにちは、さこっしーです。
ユダヤ人の格言に『行動は言葉よりも声が大きい』というのがあります。
『行動が大事』というのは使い古された表現なので、採り上げてもなかなか心の深くまで届かなかったりします。
なので『行動が大事』ではなく『行動がすべて』くらいの表現が必要です。
日常生活を送るのは、思考でも言葉でもなく『行動』の繰り返しです。
『行動』と引き換えに『経験』というギフトを受け取るのです。
人生における酸いも甘いも、例外はありません。
人とのコミュニケーションにおいても同様です。
人の真の意志は、行動をみれば答えがわかる
単なる『思考』よりも『書き言葉』さらに『話し言葉』→『行動』という順に、伝わる情報量が増していきます。
コミュニケーションや人間関係に不安がある人は『どういう言葉を使うか?』を考える以前に『相手のためにどういう行動を取れているか?』ということを見直す必要があるのです。
自分の周りにいる人を見渡してみましょう。
『言葉』は、一切無視して『行動』だけに焦点をあてると、随分と見方が変わってくるのではないでしょうか?
もちろん、なにも反応のない人よりは『言葉』をかけてくれる人の方がマシです。
ですが、『言葉』という便利なツールを知っているだけに『行動』からのメッセージに気づかない人がいます。
自分を思いやるような『言葉』をかけてくれる人と、実際に『行動』で示してくれる人と、どちらが自分にとって大切と言えるでしょうか?
一度つながった人とのご縁は、消えることはありません。
ですが『どの人とのご縁を優先するのか?』で、自分の現実と未来が変わっていきます。
ただ漠然と『人に与えよう』と考えるのではなく『自分に大切なものを与えてくれる人とのつながり』や、『ご縁』に力を与えるのです。
ジェームス・スキナー氏も、何かにフォーカスすることが一番難しいと語っていましたが、まさにそうです。
『自分にとって本当に大切な人が、誰かを知ること』それが難しかったりします。
ネガティブ感情は、『何かを変えるべきだ』というサイン
『あなたのためを思って』という言葉を使いながら、実際には自分からエネルギーを奪う『行動』をとる人。
そういう人って、世の中に多かったりします。
自分に置き換えてみてください。
もしあなたに大切な人がいて、その人のことを本当に思いやれば、常に相手を喜ばせたりエネルギーを与えるような『行動』をとりませんか?
上にも書いたとおり『行動がすべて』です。
『真の意志と行動は一致する』これは『原則』という言葉を使ってもいいと思います。
相手の行動に対して、自分がエネルギーを奪われるようなマイナス感情をもつのなら、それは自分の深層意識の投影でもあります。
感情はナビゲーションシステムなので、ネガティブなマイナス感情を受けとるということは『何かを変えるべきだ』というサインなのです。
自分が目標を明確にして、それに向かって『変化』しようとするとき『変化への抵抗』『現状維持メカニズム』として、『不安』や『恐れ』周りの人(過去の縁=執着)からの反対という形でそのサインはやってきます。
これは、人生に大きな『変化』を起こしたいと考える人であれば、誰でも経験することです。
相手の『行動』だけをみて、誰を大切にするのかを判断する
大きな壁ですが、これを乗り越えることの出来た人だけが、人生の醍醐味ともいえる、素晴らしい眺望を得ることができるのです。
相手の『行動』だけを観て、どのご縁を大切にするのかを判断すること。
シンプルですが、強力な習慣だと思います。
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