シンクロニシティが起こるメカニズムを詳しく解説

シンクロニシティが起こるメカニズムを詳しく解説生き方・考え方
さこっしー
さこっしー

こんにちは、さこっしーです。

この世界は不思議な共時性(シンクロニシティ)に満ちています。

人生では、必要なタイミングで必要な人や出来事に出くわします。

ネガティブな考えに囚われた人のもとには、同じようにネガティブな考えの人が集まり、ネガティブなエネルギーをもったものごとが、自然と『そこ』に集まるようになっています。

逆に、ポジティブなエネルギー、ポジティブな在り方やセルフイメージをもつ人のもとに創られる現実は『楽園』『天国』と表現できる世界となります。

この現象は、空間だけではなく時間にも作用します。

流れが淀み、停滞する『暗黒時代』と呼ばれる時代もあれば、いろいろなものが発展を遂げる、光り輝く『繁栄』の時代もあります。

古来より『類は友を呼ぶ』という言葉がありますが、人間の感覚では不思議に感じますが、同じような性質をもつものが一つの時間や空間に集まる傾向にあるということは、注意深く観察すれば、この宇宙のどこにも遍在している特質だということがわかります。

これを『シンクロニシティ』とか『引き寄せの法則』と人は呼んでいます。


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シンクロニシティが起こるメカニズム


なぜ、こういった現象が起こるのでしょう?

そのヒントは、意外と身近なところにあります。

いわゆる、『共鳴現象』と呼ばれるものです。

『共振』ともいいますね。

離れたところに音叉を置いて片方を鳴らすと、もう片方も鳴るという現象です。

エネルギーが波として『空間』を超えて伝わり、離れた場所に置かれた音叉を振動させるのです。

スピリチュアルの世界では割とそこかしこで言われていますが、この宇宙のすべてのものは『振動するエネルギー』つまり『波(波動)』によってできています。

これは、一応科学的にも証明されていることです。

『一応』と書いたのは、科学は万能なものじゃないので、僕は『科学的』という言葉に権威をもたせてはいないからです。

科学というのは結局、人類の短い歴史の間に人間の自我が理解して、それをわかるように『翻訳』したものの集大成に過ぎないということです。


いまの自分に合った人が集まる


この宇宙には『科学的』ではないことの方が質も量も、くらべものにならないくらいに存在しています。

話を戻すと、たとえば、人間の感情の状態、思考(脳波)、細胞の挙動といったものも、一種の『波動』です。

だから、ネガティブなものも、ポジティブなものも、感情は人から人へ伝染していきます。

悲しみに沈んだ人の近くにいると、自分も何だか悲しくなってきます。

怒っている人のそばにいると、居心地の悪さやストレスを感じます。

相手との心の距離が近ければ、怒りが伝染して、自分の心の中にも同じものに対する怒りが芽生えることもあります。

逆に、意識に深みがあり、心の調った人の近くにいれば、不思議な安心感が得られます。

何かの『理念』が出来上がると、そこに同じような『思考』をもった人が自然に集まります。

人の思考や行動といった生命の営みも、自然の摂理の中で生まれるものなので、俯瞰して観察すれば、すべては自然の作用で同じような『脳波』の人間が集まるのです。

もっとミクロにとらえれば、素粒子、量子レベルで、すべてのものはシンクロして、この『一つの宇宙』を織りなしているのです。


シンクロニシティとは、意識が『全』を思い出す現象のこと


人は『シンクロニシティに気づいた』と表現しますが、それは、実は正しくないんです。

すべてはもともとシンクロしています。

人の自我意識だけが、そのシンクロの輪から離れて、自らを『個』として認識するのです。

生命の進化の最先端にあるヒトの脳だけが到達することのできた『奇跡』です。

その奇跡的な認識能力のおかげで、人は、自分を世界から切り離された『個』として認識します。

そして、通常は『個』としての自分を認識している間は、自分が『全』の一部であることを忘れてしまうのです。

カンのいい人はもうわかるはずですね。

シンクロニシティとは、人間の意識が『全』を思い出す現象のことなんです。

だから『シンクロニシティが起こる』という表現も本当は正しくありません。

『起こる』のではなく『ただ在る』

すべてがシンクロでできているのに、わざわざ『起こる』と表現するのはおかしなことですよね。

まあでも、一般に認知された表現なので、僕も使っているワケです。

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