こんにちは、さこっしーです。
今回は『情報リテラシーの高め方』具体的に言うと『ネットでダマされないための自己防衛術』について、ご紹介しようと思います。
ネットに限らず、リアルにも当てはまるので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
情報に振り回されないようにするには?
まず、大前提として、人は何か特定の『情報』を手に入れただけで成功するワケではない、ということを知っておく必要があります。
『一日わずか5クリックするだけでお金持ちに』とか『即金で◯◯万円手に入る方法』とか、『とてもうまい投資話』とか特別の情報を持ってるだけで、人生がプラスの方向に変わることはありません。
『情報』は、それを必要としていて、その情報を使いこなす準備のできた人に届かないと、一つの情報によって人生が大きく変わるということは、なかなか起こりようがありません。
今の時代は情報過多なので、そんなことが起こる確率を考えたらそれこそ『宝くじが当たる』レベルの低確率つまり『基本、起こらないこと』です。
『基本、起こらないこと』を期待するのは、奇跡を期待するのと同じで、それは宗教を盲目的に信仰するのと同じことです。
人生を本気で自分の望む通りに変えていこうとするなら、そうではなくて、もっと理性を働かせる必要があります。
情報教材やネットで出会う情報は、何か『宝くじ』的なことを期待するのではなく、自分の人生を高めるため、そして自分自身を高めるための『学びの材料』としてとらえる必要があります。
自分は引き寄せを実践してるから、他の人とは違いって特別な『情報』が舞い込んでくるというのは神頼みと同じで、まったく根拠はないので、信じたい人は信じてもいいですが、信じる人はダマす側にとってみれば、いい『カモ』以外のなにものでもありません。
ただ、一昔前と違って、あまりにブラックな『情報』系のコンテンツは売られていません。
よほどのことがない限り『情報』系の教材を購入して、まったく何の価値もなかったということは起こりにくくなっています。
でも、自分の人生を俯瞰した視点で、それが必要か必要じゃないかと言われたら、そうじゃない場合もありますよね。
ビジネスをやるつもりの人が、投資系のトレードテクニックを解説した教材を手に入れても、直接役に立てることはできないので、そのお金を別の教材に回した方がいいワケです。
ビジネスと投資だとわかりやすいですが、同じビジネスの教材でもいろんな種類のものが出回っているので、その中であなたが、人生の中で今のタイミングで手に入れるべきものなのかどうか、そこは結構判断を誤りやすいところだったりします。
実際、僕が観てきた人たちも優先度というか、お金を投じるべきところを間違ってる人がたくさんいました。
情報発信をしてる人のメルマガやセールスレターは、コピーライティングの能力に優れた人が書いているので、読んでいくとなんだかそれが自分にとって必要なものだと思わされて、ついつい買っちゃうということが起こってしまうんです。
自己防衛術が身についてない人は、このように他人の意見にゆらゆらと振り回されがちです。
お金がたくさんあってダマされてもイイや、という思いで買うのならまだしも、客観的に観てこの人にとって、今これは必要じゃないだろとか、今はもっと別のことに力を入れるべきなんじゃないかな〜と思うようなところに、何十万も何百万もお金を払ってしまってるケースもよく見ます。
こういうのは、明らかに『投資マインド』が欠けてます。
投資マインドとは?
学校教育の弊害でもありますが、何かを学ぶとき『それを何のために学ぶのか?』『学ぶことを何に役立てるのか?』という視点があいまいなまま踏み出してしまうと、何ごともうまくいきません。
学ぶために『投資』するワケですが『投資』というのは、何よりもアタマを使って、理性的にリスクとリターンをシミュレーションした上で判断する必要があります。
何に役立つか今のところわからないけど、とにかく学んでおこうというのも悪くはないですが、それができるのは、時間とお金に余裕がある人です。
あなたがもし、いまお金や時間の余裕を創り出せていないという状態であれば、まずは、それを実現することに直結することをしっかり学ぶ必要があります。
なのに『学びに投資』とか『自己投資』とか『自分磨き』という言葉の響きだけにとらわれて、そこに使った資金をどうやって回収するのか?という具体的なプランもなしに踏み出してしまうのは、ちょっと短絡的ですよね。
そういう『投資マインド』の欠如が、普段のお金遣いの行動に反映されます。
世の中のほとんどの人は、自分がどういう意図で、どういうことにお金を使っているのかを、自分自身で自覚していません。
だから、お金回りが悪くなっちゃうんです。
お金というエネルギーを流れの悪いところに優先的に回してしまうから、入って来なくなるんです。
なので、まず、自分のお金の使い方をしっかりと見直す必要があります。
情報の扱い方
つぎは『情報』の扱い方です。
まず、メルマガやセールスレターで『答えをあげますよ』系の発信をしている人には、自分が何のためにその答えを求めているのかが明確になってない人は、近づかない方がいいです。
方法を教えますとかノウハウを提供します、ということを言っている人ですね。
自分が何をやっていくべきなのかが明確になっていて、そのためにそのノウハウを学ぶことが必要という場合には、そこで購入した『情報』は有効に活用することができます。
でも、自分にその『情報』が必要かどうかきちんと判断できなかったり、確信をもてなかったり、もしくは、それを買ってみて、もし期待通りじゃなかったとして、それはそれで自分の選択に後悔しないだろうというように思えないなら、そこへの『投資』はやめておいた方がイイです。
自分で判断がつかないなら、人間的に信頼できて、自分よりもその分野に詳しい人に相談してみましょう。
人間的に信頼できない人には『そんなものよりもこっちを買え』ってその人にダマされる可能性もあるし、自分よりも詳しくないか同じくらいの知識レベルの人に相談しても、そもそも情報として信用できる答えは返ってきません。
なので、自分が『情報弱者』だなという自覚が少しでもあるのなら『その分野において信頼できる人』をつくっておくことが、何よりも大事だったりします。
これは、ネットに限らずいろんなことに通用する考え方です。
占いやお祓いみたいなものにしても、投資関係の話にしても医者にしても、信頼できる人をつくることと、その人がどういう分野の専門家なのかを知っておくことが重要です。
健康のことをいろいろ相談できるメンターがいても、その人がガチガチの西洋医学知識の専門家なら、その人からの情報は『西洋医学』というフィルターがかかったものになっちゃいます。
そういう人がまだ身近にいないというときに、ネットで出会った情報をどう判断すればいいのか、ということにも指針を示しておきます。
ネットで出会った情報をどう判断する?
ネットで結果を出して成功している人は、今の世の中普通にたくさんいます。
でも、その中でもきちんと自分のステージにあった結果を出している人もいれば、背伸びして若干グレーなこともやって、結果を水増しして見せている人もいます。
まず、大切なのは『フラットな視点で研究してみる』ということです。
フラットな視点というのは『あの人はどうせ悪いことをしてる』『あの人は能力的に優れてるから結果が出てる』『あの人は自分にないものをもっている』みたいなフィルターをかけずに、『同じ人間のやってることなんだ』という前提で、その人がどういうプロセスを経て、成功するに到ったのか?ということをしっかり学びとってみるということです。
セールスレターなどでは『何をやってもうまくいかなかった私が、◯◯に出会った途端、結果を出せるように』みたいなことが書かれてますが、それはあくまでセールストークに過ぎません。
成功する人や結果を出す人には、それを実現できるだけの『必然性』があって、今のその人があります。
メルマガやブログ、もしくは無料で配信されている音声や動画など、ネット上にその人を知るための材料はいくらでも手に入るようになっています。
『情報弱者』と呼ばれる人たちは、誰かのことを調べるときに検索エンジンでその人の名前を入れて『他人の噂』を調べようとします。
でも、情報感度の高い人、情報リテラシーのある人は、その人に対して興味が出たなら、そういった他人の声は一切無視して、本人が発信している情報に触れて、その人の『人間性』をきちんと自分で判断しようとします。
僕の中でオススメなのは、その人の『素』の部分が出ているようなメディアを探すということです。
たとえば、親しい仲の人と収録している対談音声や対談動画です。
そこには、その人の人間性が投影されやすいです。
どんな人間も、100%自分を偽ったり本心を隠して他人に見せることはできません。
でも、演技がうまい人もいて、ぱっと見『この人は信頼できる』ってダマされちゃうこともありますよね。
でも、お互いにリラックスして談笑しているような動画や音声があれば、そこには必ずその人の
『素』の部分が出てきます。
そこを見て、『この人は人間的に好きになれそう』とか『この人のことは信じても後悔しないな』と思えたなら、その人からの情報は、信じちゃってもいいと思います。
一度そう思ったなら、その人から真剣に学ぼうと心を決めて『疑い』を捨ててしまった方がいいですね。
反対に、TVや書籍、一方的に一人で話してる音声や動画、インタビューや一般向けの無料メルマガ、何かのプロモーション用に収録された対談などのメディアには、何らかの『意図』が盛り込まれているので、そこは差し引いて考える必要があります。
差し引いて、というのは『疑い過ぎず、信じ過ぎず』ということを十分に意識しながら、その情報に触れるということです。
入り口の部分、接点の部分では『疑い過ぎず、信じ過ぎず』が大事ですが、その人のことを信じようと判断して、実際にその人にお金を払って学ぼう、ということを決めて踏み出したのなら、『疑い』を捨ててしまって、その人のアドバイスはすべて自分の中に取り入れる、言われたことには素直に従うという姿勢になった方が、早く結果が出していけます。
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