こんにちは、さこっしーです。
先日の記事に引き続いて『引き寄せの法則』について、ご紹介したいと思います。
自我の願望ではなく、本当の自分の願望が叶うということに気づいたのは、下記の記事を書いた頃のことです。
『潜在意識レベルの願望』が現実化するということが、自分の中で腑に落ちたのが、ちょうどこの記事を書いたときだったわけです。
おもしろいことに、ディーパック・チョプラ氏の『迷ったときは運命を信じなさい、すべての願望は自然に叶う』を読んでいて、知識レベルではすでにこの情報は『知っていた』んです。
でも、以前書いた自分の記事(参考記事)を読み返すと、初めてその知識に出会ったかのような若干興奮気味のテンションで同じことを書いてます。
これが『うわべの理解』と『真の理解』の違いということなんでしょうね。
引き寄せの本質は、本当の自分の望みが叶うこと
『気づき』によって、自分の中の知識・情報が結びついて『学び』が起こると文字通り、世界を変えるほどのインパクトをもった『パラダイムシフト』が起こったわけです。
『真の理解』にたどり着いたきっかけは、自分の実体験との結びつき、具体的に言うと『人との出会い』でした。
上記の記事で書いているのは『潜在意識のチャンネルを変える』ということですが、ここをもう少し詳しく言うと、潜在意識も2層になっていて一番奥に在るのが『世界』とも結びついている『真我(本当の自分)』です。
『集合的無意識』とも呼びます。
それを取り囲むのが、『個人的無意識』これまでの人生経験で出来上がった『常識』『偏見』『観念』『信念』といったものです。
いわゆる『個性』『自分らしさ』『性格』というものですね。
この『個人的無意識』、自分の行動を知らないうちに支配している心の領域を変えるということがポイントなんです。
引き寄せがうまくいかないのは、真我(本当の自分)の望み、ご縁でつながるこの世界の中での自分の果たすべき役割、それに対して自我が受容・許容せずに抵抗しているからということです。
ややこしいですが、『自我』というものは、自覚している『顕在意識』と、上記の『観念』ができあがっている『個人的無意識』の領域をふくめたものと定義できます。
僕の中でも、これまで『自我』という言葉は、自覚している『顕在意識』のみといったニュアンスで使ってきましたが、ちょっと改める必要がありますね。
具体的にたとえてみましょう。
本当の自分の望みが『自分に自信がある人間になること』だとします。
これまでの人生経験で出来上がったあなたの『個人的無意識(観念)』には『お金持ち、成功している人は自信があるように見える。成功すれば自信が手に入るんだ』という考え(思い込み)があるとします。
そして、あなたの自我レベルの願望は『成功したい。お金持ちになりたい』となるわけです。
現実化するのは本当の自分の願望なので、あなたが自我レベルで『成功する』ためにやることなすことに、障害をどんどん引き寄せて、簡単に成功させません。
簡単に成功してしまうと、本当の意味での自信なんてつかないからです。
ここで、『観念』の書き換え、つまり『潜在意識のチャンネル』を変えてみるとどうなるでしょう?
成功者の考えをモデリングして、無意識レベルで『成功するから自信がつくんじゃない。自信があるから成功するんだ。欲しいのは成功じゃなく自信だ』という『確信』が育つと、自我レベルでは『成功したい。お金持ちになりたい』と思うことすらしなくなります。
『ただ、自分を高め、自信につながることに果敢にチャレンジする人間であること』を望むようになります。
その結果、自分の在り方にふさわしい現実を受け取ることになるのです。
これが『潜在意識のチャンネルを変える』言い方を換えると『セルフイメージを上げる』ということです。
引き寄せは、エネルギーの循環によって起こる
『引き寄せの法則』に関する誤解で、もう一つ大きなものが『行動』に関することです。
『思考が大事で行動はいらない』くらいのニュアンスで語られたりもしますが、それが『行動したくない人たち』の都合のいい言い訳になっています。
確かに重要度で言えば、根本となる思考・意図とも言えますが、僕は『思考こそが大事』という表現は好きじゃありません。
『思考』と『行動』というのは、本質的に同じものですし、なにより『行動という言葉』を使わないと、世界・現実とのコミュニケーションはできないからです。
『引き寄せ』というものは、エネルギーの循環・流れによって起こります。
『行動という言葉』で世界・現実に語りかけ『経験』という返答をもらうことでエネルギーがうまく循環するのです。
エネルギーの流れ・循環を意識するのは大切なことです。
別の言い方をすると『ツキを読む』とも言えます。
そして、どういう『行動』を取るのかということですが、これは『人にフォーカスする』ことに尽きます。
『人との交流』『出会い』です。
なぜなら、この世でもっともエネルギーに満ち溢れた存在が『人間』だからです。
『人間』ほど、あらゆる可能性を秘めたものは、他に存在しません。
自我(観念)にはたらきかけるにも、自分が受け取る『現実』を変えるにも、もっともエネルギーに満ちた存在である『人』との接点・縁をつなぐことこそが、もっとも有効な方法と言えます。
『人間』という存在は、エネルギーや情報の宝庫です。
セミナー、本やwebの文章といった二次的な情報を得るよりも、その人と直接つながり、個人的な関係をつくって交流した方が、はるかに多くのエネルギー・情報を受け取れます。
こんなことを言ってしまっては元も子もないですが、このブログを読んでもらうよりも、僕と個人的に友達になった方が、僕という人間をはるかに深く理解できるということです。
ブログは双方向メディアなので、ブログでの交流で、たくさんのエネルギーを交換させて頂いているとは思っています。
時間や空間を超えて、こういうエネルギーのやりとりができるというのがインターネットの驚異的な素晴らしさですね。
周りの人たちのビジョンがあなたのビジョンになる
で、『出会い』に関してですが、どういう人と接点を持つべきか?
というのは、あまり頭で考えすぎないのがいいと思いますね。
こういうとき、自我の意見『解釈』というラベルは役に立ちません。
あなたには本来、自分に必要な人を見つけるためのセンサーが備わっているのです。
心に平和、心地よさ、温かさ、高揚感を感じるような人との接点をつくり、その縁に力を与えていけばいいということです。
一つだけアドバイスすると『周りの人たちのビジョンがあなたのビジョンになる』ということが言えます。
脳内のミラーニューロンのはたらきなど、人間には本来、直接のコミュニケーションや空間を超えて『共感』『共鳴』『共振』するという能力が備わっています。
あなたは、自分とビジョンの方向性が一致していて、そのビジョンが大きい人を選んで付き合う必要があります。
ビジョンの方向性の一致が心地よさを生み、そして本当の自分があなたに望む『成長』という観点で言えば、ビジョンの小さい人間と一緒にいてはならないのです。
ストレスや居心地の悪さは、本当の自分からのメッセージ
人の『成長』のスピードは、人生のステージによって異なります。
この考えでいくと『離婚』や『友人、家族との別れ』といったことも肯定することになるので、常識という観点では抵抗を感じるかもしれません。
人間関係のしがらみというのは、人の生み出す『観念』の中でもエネルギーを大きく奪うやっかいなものです。
ストレスや居心地の悪さとは、本当の自分からのメッセージなのです。
それを頭(自我)で否定したり、見ないふりをして同じ場所に留まろうとすると、本当の自分はそのメッセージを強めてきます。
それは、本当の自分があなたに成長して欲しいと願うからで、大事なことを教えてくれようとしているのです。
ストレスを放置し続けると、精神面だけでなく身体の健康面にも影響が出始めることになります。
心のアンテナは、常に敏感にしておきたいものですね。
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