こんにちは、さこっしーです。
世の中で『お金』というものに対して心理的なブロックをもつ人は、非常に多いです。
僕も、完全にそれが取り払われているとは、とても言えません。
世間に蔓延する、お金に対しての偏見やゆがんだ感情、その原因に関しては、いろいろなことが言われています。
江戸時代で士農工商と、商売・お金儲けをする層が、社会の最下層に置かれた名残とか、日本人の気質の問題だという論は、もっともなようにも聞こえますが、実は、もっと深いところに原因があると気づきました。
お金のブロックの正体は、インナーチャイルドが原因
資本主義の本場の欧米人たちを見ても、お金持ちに対して否定的や攻撃的になる人間は多いですし、古来から続くユダヤ人への迫害も、お金持ちへの逆恨みレベルのものが根底にあるのです。
日本人がどうこうというのは、根本の原因ではないのです。
お金や豊かさに対する心理的ブロックは、もっと深いところ人間の『自我の習性』より発するものなのです。
自我とは『分離意識』です。
この記事にも書きましたが、あなたの『個性』『個別性』というものは、全体性から切り離されて『この世』に生まれてきます。
そして、自我はすべての生命すべての意識がもつ『生存本能』から、自らの『安心・安全』を求めます。
この『安心・安全欲求』は、全体意識から切り離されたことからくる『分離不安』によるものという見方もできます。
それでいて、他の存在と分離していたいという『分離欲求』他との一体感を持ちたいという『一体欲求』その両方を同時にもつという、矛盾をはらんだ存在なのです。
このように、自分と他者を『離れたもの』だととらえる意識は『勝ち負け』『奪うものと奪われるもの』という思考を生み出します。
自我という分離意識は『幼い記憶』で形成されます。
その未成熟さのせいで、他との比較という形でしか『多様性』というものを認識・理解できないのです。
その思考が、誰かが豊かになれば自分が奪われて、自分が豊かになれば、誰かから何かを奪ってしまうという幻想・妄想を創り出すのです。
多くの人が心の奥底にもつこの感覚こそが『お金への心理的ブロック』の正体です。
『カルマの解放』をするには、行動が大事
もともと、裕福な家庭で『豊かであることが奪うことではない』ということが、自然に経験できるような家庭に育てば、心理的なブロックは生まれません。
その正体がわかったところで、それを解除するためにはどうするのか?ということです。
『お金へのブロック』は自我に根ざすものは、一種の『カルマ』です。
内観すること、心や意識をはたらかせることだけが『カルマの解放』の手段ではありません。
『行動』によっても『カルマ』というものは解放されるのです。
お金や豊かさというものは、物質世界という『現実』の中で受けとるものなので『現実』にはたらきかける『行動』こそが有効で大切と言えます。
現実社会の中での『成功者』とは、ビジネスでも芸能・芸術・スポーツなどにおいても『猛烈なアウトプットを行った人』という特徴があります。
あなたが『お金への心理的ブロック』お金というものに対する『カルマ』を解放したいのなら、お金と真摯に向き合い、お金に関する知識や豊かになるための知識を素直に求め、それを身につけて日々実践していくことをシンプルに行えばいいのです。
お金お金と、お金のことばかり考え求めるのは恥ずかしい、自分にはできないという気持ちがありますか?
その抵抗こそが『カルマ』です。
お金のことをどう思っているのかは、あなたの解釈次第
お金を使うことも、お金を儲けることも悪いことではないのです。
そう思わせているのは、あなた自身です。
変に抵抗をもたず『学び』と『実践』を続けていけばカルマは解放されます。
評価の目から離れてフラットにとらえてみたら、今まで見えなかった『可能性』を認識できるようになるはずです。
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