魂とは、自分とすべてのものごととの関係性のこと

魂とは、自分とすべてのものごととの関係性のこと生き方・考え方
さこっしー
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こんにちは、さこっしーです。

前回の記事をさらに深堀りしてみようと思います。


一人の人間が認識する『現実』という世界。

そこには、たくさんのものごとや他人の存在も含めて、本人と関わりをもつすべてのものが、複雑な『縁』をもってつながり、一つの世界、本人にとっての『現実』を創っています。

身近な家族の存在や友人、知人、仕事や普段の生活で関わる人たち。

自分の暮らす住居や自室、そこにあるすべてのもの。

普段の生活で動き回るすべての空間、そしてそこに存在するすべてのもの。

そういった、認識されるすべての存在の背景には『縁』が複雑に入り組んでつながり、それが作用して『現象』を起こします。

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情報をどう捉えるかは、本人の認識次第


たとえば、あなたが仕事で誰かに電話をかければ、その相手だけではなく、その電話の会話を離れて耳にする人、電話回線や電力配給に関わる人、人だけではなくそこに関わっているすべてのものに、何かしらの『影響』を与えるのです。

そういう『つながり』によって起こることを『現象』と呼び、その『つながり』によって生まれる意味が『情報(概念)』です。

すべてのものごとの背景には『情報(概念)』があり、その『情報』は、ものごとを認識する人が誰か、によって意味合いが変わります。

人によって変わる個別性を『魂』と言い換えることができるということです。

たとえば、夕焼けの風景を見て『美しい』と感じる人もいれば『寂しい』とか『悲しい』と感じる人もいます。

それは『心』でもあるわけですが、その『心』『魂』というものの一部分なのです。

『顕在意識』『潜在意識』の関係を考えてみてもいいです。

『顕在意識』とは、文字通り『顕在化』した意識で、観えるようになった意識です。

自我によって認識されるように『顕在化』されたものが心であって、それ以外の顕在化されない大部分を『潜在意識』とか『魂』というわけです。

潜在意識や魂というものも『情報』でできていますが、その情報がどこにあるかといえば、本人が認識する『現実』の中にあるすべてのもの、それらの背景にあるつながりの中にあるということです。

現実は、潜在意識の投影されたもの


『自分』というものを大きく広げて解釈すれば、認識できる『現実』というものが、自分にあたります。

なぜなら、あなたが認識する『現実』は、あなたがあなたであるからこそ意味を持つからです。

あなたのご両親は、あなたが認識するから『父』『母』という存在になるのです。

別の人が認識すれば、あなたと同じような認識にはなりません。

あなたが観ているあなたの『現実(世界)』は、あなただけの認識であって、世界に70億人もの人が存在するのに、他の誰にも決して同じように認識することはできないのです。

この『個別性』こそ、まさしくあなた自身だけがもつものだということです。

これが『現実(世界)=自分』ということの意味です。

そして、『現実』とは『存在・現象・情報』といったものを包括する概念ですが、その中の『情報』にあたるものが、あなたの『魂』と呼べるもの、言い変えると『潜在意識』にあたるということです。

だから『現実は潜在意識(魂)の投影されたもの』となるわけです。

言葉の定義をしっかりと考えてみよう


現実も潜在意識も、同じものを抽象度を変えて表現しているのに過ぎないということです。

『潜在意識』という言葉も微妙に合っていないような気もします。

『こちら側』から観ているから『潜在』という言葉通り隠れているように観えますが、意識というものの本質、本体は間違いなく『潜在意識』の方なのです。

『心』を顕在意識のことだと勘違いしているから、望むことが現実にならないように見えるのです。

ちなみに、これらはすべて僕の中での言葉の定義なので、一般的な意味合いでの『魂』という
言葉のイメージで考えると混乱してしまうと思います。

魂は、身体の中に収まるほど小さなものではないし、身体から『魂が抜ける』ということはありえません。

現時点で説明のつかないオカルトなものを排除して考えると、いまの僕の中にはこういう感じの理解ができています。

『魂』という概念をこういう解釈で理解すると、引き寄せの法則や思考の現実化にも大いに役立つことになります。

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