こんにちは、さこっしーです。
今回は、内容的にこちらの記事の続きとなるお話です。
何かを経験したとき、アタマを使って顕在意識の思考で理解しようとするのは、かえって理解を阻害すると言いました。
では、人はどのように学べばいいのか?
ということですが、これは、インプットしたらすぐにその場でアウトプットするという習慣を持つということにつきます。
よく考えてから行動するのは、時間のムダ?
何事も、実践して『経験』に変えなければ、自分のものにならないのです。
たとえばこのブログを読んで、全部の内容がスッとアタマに入ってくる必要はないのです。
そんなことは、書いてる本人の僕にも不可能なことです。
読み進めて、ほんの一文、ワンフレーズでもピンとくるものがあったなら、それを直ちに何かの『行動』に変えてしまうのです。
なんなら、メモ用紙や付箋に『ピンときたらその場でアウトプット』と書いて、普段目にするところに貼っておいてもいいくらいです。
本などを読むときも同じです。
小説やストーリーものならともかく、自己啓発やノウハウ、マニュアルなどの実用書を読むのなら、読了することを目的にするのは本末転倒です。
その時その瞬間に生まれた理解の種は、行動・実践、アウトプットという栄養を与えて、自分の中にしっかりと根を張らせる必要があるのです。
アタマで難しく考えず、とにかく『経験』してみることを考えるのです。
世の中で言われる『よく考えて行動しなさい』というのは、ウソです。
考え無しに行動するなというのは、悪しき洗脳
よく考えてうまくいくのなら、世の中にこんなに問題があふれることはありません。
よく考え過ぎて、その考えに執着することで起こってる問題の方がはるかに多いんです。
『考え無しに行動するな』というのは、悪しき社会通念です。
未経験や未知のことをやるときに、過去のパターンしか入っていないアタマで考えるのに、さほど意味はないのです。
浅はかな考えで行動して問題を起こすのは幼い頃から、小さな失敗経験を繰り返して『失敗から学ぶ』ということを身につけていないからです。
大人になって社会的な成長を経るほど、人は手にする自由と責任が重くなっていきます。
失敗を経験して、それを学びに変えることに慣れていない人が、どこかで大きな失敗をして、結局、周りの人に大きな迷惑をかけることになるのです。
どのようにリスクをとるべきかということも、考えて判断するものではなく、経験から身につく
肌の感覚なのです。
これも、思考に頼りすぎるから誤った判断をしてしまうのです。
行動するのが怖い人は、小さな失敗をどんどん繰り返しましょう。
たくさんの失敗経験をして、魅力のある人になろう
あなたは、失敗経験をもたず、失敗することへの恐れや、失敗する人の気持ちがわからない人と、自分自身がたくさんの失敗経験を持ち、失敗して落ち込む人に力を与えられる人、どちらの人に人間的な魅力を感じますか?
何かあったときに相談したいと感じますか?
失敗をたくさん繰り返して、あなた自身がそういう人になればいいのです。
とにかく『ピンときたものはその場でアウトプット』これを、一週間忘れずに実行してみてください。
それだけでも、あなたの現実は確実に変わるはずです。
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